コラムColumn
こんにちは。
京都市西京区上桂の動物病院「リアンどうぶつ病院」です。
わんちゃん・ねこちゃんの平均寿命は、ここ20年で長くなっています。
現在では、猫は15.03歳。犬は14.44歳です(2019年12月:一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実績調査」より)。
およそ20年前には、犬の平均寿命が7.5歳といわれていましたから、2倍近くにも長くなっていることがわかります。
昔に比べれば食べ物にも気を配る飼い主さんが圧倒的に増えましたし、屋内で育てるケースが増えている影響が大きいといえるでしょう。
特にねこちゃんの場合は、外に出ているのと出ていないのとでは、2歳以上も寿命に差が出ることがわかっています。
家の外には感染症や怪我のリスクがいっぱいです。わんちゃん・ねこちゃんと、できるだけ長く一緒に暮らすためには屋内で育てるのがおすすめです。
そして、わんちゃん・ねこちゃんを病気から守るため、早期発見に役立つのが「健康診断」です。
わんちゃん・ねこちゃんは、飼い主さんが気付くほど病気の兆候が現れるまで時間がかかる傾向があります。
そのため兆候が現れてから亡くなるまで、半年未満であるケースが56.2%と過半数を占めています(2019年12月:ペットの予防医療の啓発・普及活動を展開する獣医師団体「ペットの健康管理に関する実態調査」より)。
「早期発見できていれば…」「どうして気付くのが遅くなったんだろう」と、病気の発見の遅れを悔やむ飼い主さんが全体の6割を占めています。
そんななか、年々寿命が延びているのは、健康診断を受けているわんちゃん・ねこちゃんが増えているからといえるでしょう。
基本的には年1回、高齢になってくると半年に1回くらいの頻度で定期検診を受けると、病気を早期発見しやすいでしょう。
当院では、無料の健康診断やアニマルドックもございます。受診の条件については、スタッフへお問合せください。
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